香水の世界にも、ファッションと同じように流行があります。2026年は「清潔感のあるムスク」がますます支持される一方で、お菓子のような甘さやフルーツ、お茶の香りなど、香りの楽しみ方がぐっと広がった年でもあります。
この記事では、国内外の香水メディアや調香師のコメント、売れ筋ランキングなどから見えてきた2026年の香水トレンドを紹介します。トレンドを取り入れた香水選びのヒントや、注目の香水もあわせてチェックしてみてください。
2026年の香水トレンドまとめ
- 清潔感のある「肌なじみムスク」と、やわらかなパウダリーな香りが引き続き人気
- 主張しすぎない「クワイエット・フレグランス」
- 進化するグルマン(ナッツ、ピスタチオ、塩味のバニラなど)
- ラズベリーやチェリーなどのフルーツ
- お茶の香り(抹茶、紅茶、チャイなど)
- 秋は金木犀の香り
- 複数の香りを使い分ける「フレグランスワードローブ」とレイヤリング
トレンド1:清潔感のある「肌なじみムスク」とパウダリーな香り
2026年も変わらず強い人気を集めているのが、せっけんや洗いたてのリネンを思わせるムスク系の香りや、やわらかなパウダリーな香りです。国内の香水専門店が発表した2026年上半期の売れ筋ランキングでも、上位にはムスクやパウダリーな香り、清潔感のある香りが並びました。「強すぎないのに印象に残る」香りが、香水初心者から愛好家まで幅広く選ばれています。
注目の香水
ディプティック「オルフェオン」:ジュニパーベリーやジャスミン、トンカビーン、シダーを重ねた、パウダリーでウッディな香り。パリのジャズバーをイメージした個性的な香りで、上半期の売れ筋ランキングでも上位に入りました。
みんなの口コミまとめ:ディプティック オルフェオン
@cosme評価:5.8点/7点満点(100件)
よく挙がる良い点
- 上品で高級感のある柔らかいウッディ
- 洗練された大人の香り
気になる点
- 価格が高め
使われ方:持続は中程度。大人向け
※@cosmeのクチコミを当サイトで要約(2026年10月時点)。評価・件数は変動します。
ル ラボ「アナザー 13」:肌に溶け込むようなムスクの香りで、ニッチ香水の定番として根強い人気があります。
みんなの口コミまとめ:ル ラボ アナザー 13
@cosme評価:4.6点/7点満点(87件)
よく挙がる良い点
- 清潔感のあるムスクでユニセックス
- 時間がたってからの肌なじみが良い
気になる点
- 好みが分かれる(インクっぽいと感じる人も)
- 価格が高め
使われ方:つけてすぐより10〜20分後に香りを感じやすい。40〜50代、職場使いの声も
※@cosmeのクチコミを当サイトで要約(2026年10月時点)。評価・件数は変動します。
メゾン マルジェラ「レイジー サンデー モーニング」:洗いたてのリネンを思わせるホワイトムスクの香り。「柔軟剤のようないい香り」として人気です。
みんなの口コミまとめ:レイジー サンデー モーニング
@cosme評価:5.1点/7点満点(5,243件)
よく挙がる良い点
- クセがなく万人受け、ユニセックスで使える
- 穏やかで気持ちが落ち着く香り
気になる点
- 持続は短め
使われ方:日常使い・リラックスタイム・寝香水に。20〜50代
※@cosmeのクチコミを当サイトで要約(2026年10月時点)。評価・件数は変動します。
清潔感のある香りについては柔軟剤のような香りのするレディース香水でも詳しく紹介しています。
トレンド2:主張しすぎない「クワイエット・フレグランス」
海外では、強く香らせるよりも、肌に近い距離でほのかに香る「クワイエット・フレグランス」が注目されています。軽やかで透明感のある香りや、少ない要素で構成されたシンプルな香りが支持されているのが特徴です。オフィスや人と近い距離で過ごす場面でも使いやすく、日本の香水の好みとも相性の良いトレンドです。
バイレード「ブランシュ」:洗いたての白いシーツを思わせる、ピュアで清らかな香り。
みんなの口コミまとめ:バイレード ブランシュ
@cosme評価:3.4点/7点満点(77件)
よく挙がる良い点
- 石けんのような清潔感
- 軽くてユニセックスに使える
気になる点
- 芳香剤っぽいと感じる人も
- ラストの甘さの好みが分かれる
使われ方:30〜50代。ギフトやデビュー香水にも
※@cosmeのクチコミを当サイトで要約(2026年10月時点)。評価・件数は変動します。
トレンド3:進化するグルマン(甘い香り)
バニラやキャラメルなどの甘い香りを主役にしたグルマン系は、2026年も人気が続いています。ただし、ただ甘いだけでなく、塩味やミネラル感を加えたバニラ、ピスタチオやヘーゼルナッツなどのナッツ、パティスリーのような繊細な甘さなど、より大人っぽく洗練された甘さへと進化しているのがポイントです。
ジルスチュアート「ヴァニラ ラスト」:キャラメルやプラリネの甘さから、バニラとウッディの落ち着いた香りへ変化する、手に取りやすいグルマンの定番です。
みんなの口コミまとめ:ジルスチュアート ヴァニラ ラスト
@cosme評価:5.6点/7点満点(1,188件)
よく挙がる良い点
- 濃厚で上品なバニラの甘さ
- 持続が長めで半日以上香るという声も
- ボトルがかわいく、デパコスの中では手に取りやすい価格
気になる点
- 甘さがしっかりあるので、日中は量を控えめに
使われ方:冬や夜のお出かけ、寝香水として。20〜50代と幅広い年代
※@cosmeのクチコミを当サイトで要約(2026年10月時点)。評価・件数は変動します。
トレンド4:ラズベリーやチェリーなどのフルーツ
フルーツの香りでは、ラズベリーやチェリー、ストロベリーなどの赤い果実や、プラムやイチジクなどの熟した果実に注目が集まっています。みずみずしさだけでなく、ジャムのような濃厚さや深みを感じさせる香りが増えているのが2026年らしい特徴です。
トレンド5:お茶の香り
抹茶や紅茶、チャイなど、お茶の香りを取り入れた香水も注目されています。お茶の香りは、甘さとフレッシュさの橋渡し役になり、落ち着きやリラックス感を与えてくれます。紅茶をベースにしたimp.(インプ)のように、日本でもお茶の香りのフレグランスは人気です。
トレンド6:秋は金木犀の香り
国内では、秋の香りとして金木犀(キンモクセイ)を取り入れたフレグランスが多く登場しています。やさしく甘い花の香りは、季節を感じられる香りとして毎年人気です。
オゥパラディ「オスマンサス」:金木犀をテーマにした、やさしい甘さの香り。季節を問わず金木犀の香りを楽しめます。
秋冬の香水選びは秋冬におすすめのレディース香水も参考にしてください。
トレンド7:香りを使い分ける「フレグランスワードローブ」
「シグネチャーとなる1本を使い続ける」のではなく、季節や気分、場面に合わせて複数の香水を使い分ける「フレグランスワードローブ」という考え方が広がっています。あわせて、複数の香りを重ねて自分だけの香りを作る「レイヤリング」も人気です。
エルメス「ナイルの庭」:グリーンマンゴーや蓮を思わせる、爽やかで清らかな香り。季節を問わず使いやすく、ワードローブの1本にぴったりです。
場面ごとの使い分けは香水のTPO|シーン別・季節別の選び方で紹介しています。
トレンドを取り入れた香水の選び方
まずは「清潔感のある香り」から
トレンドを取り入れたいけれど失敗したくない方は、ムスクやせっけん系など清潔感のある香りから選ぶのがおすすめです。場面を選ばず使いやすく、2026年らしさも感じられます。
2本目は「季節の香り」や「甘さのある香り」を
すでにお気に入りの香水がある方は、金木犀やグルマンなど、季節や気分に合わせた香りを加えて、自分だけのフレグランスワードローブを作ってみましょう。
気になる香りはミニサイズで試す
トレンドの香りは個性的なものもあるので、まずはミニサイズやサンプルで試してから選ぶと安心です。
2026年の香水トレンドに関するよくある質問
トレンドの香水は来年には古くなりますか?
ムスクや清潔感のある香りのように、何年も人気が続いている香りもあります。トレンドに合わせるより、自分が心地よいと感じる香りを選ぶことが一番大切です。
レイヤリングはどうやって始めればいい?
まずは同じブランドの香りや、シンプルな香り同士を重ねるのがおすすめです。軽い香りを先に、重い香りをあとにつけるとバランスが取りやすくなります。
あわせて読みたい:香りが与える印象と年代別おすすめレディース香水/香りが与える印象と年代別おすすめメンズ香水
まとめ
2026年の香水トレンドは、清潔感のあるムスクや主張しすぎない香りが中心にありつつ、進化したグルマン、フルーツ、お茶、金木犀など、香りの楽しみ方が広がっているのが特徴です。トレンドを参考にしながら、自分らしい香りを見つけてみてください。
香水選びの基本は香水の選び方|初心者が失敗しないための5つのステップ、人気ブランドは人気の香水ブランドおすすめ14選でも紹介しています。


